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日本eスポーツ連合は国内のeスポーツをダメにする!!①

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日本eスポーツ連合ができた理由

新組織が結成し1か月程経とうとしているが、未だに賛否両論ある。私はどちらかと言えば否定派の人間だが、賞賛するべきところはいくつかあると思っている。

経緯を少しだけ説明すると、2018年2月初旬に、今まで存在していた3団体(一般社団法人日本eスポーツ連合、日本eスポーツ連盟、e-sports促進機構)が統合するという形で発足したのが、日本eスポーツ連合である。これにより晴れて日本国内における唯一のeスポーツ団体組織となった。

なぜ統合したのかというと、彼らの念頭にはJOC(日本オリンピック委員会)の加盟があるからだ。

しかし、それは建前に過ぎないと私は考えている。 

2022年のアジアオリンピックでは正式なメダル種目として決定しており、早ければ2024年のパリ大会で公式メダル種目として決定する見通しだ。JOC加盟には日本国内で唯一の団体組織であることが条件の一部としてある。今まで複数団体があったものをオリンピック参加に合わせて統合した形となる。つまり、オリンピックという大義名分を掲げて作られた急ごしらえな組織と言っていい。 

組織の内容をみてがっかりした人も多いはず

さて、私が「急ごしらえ」と批判するのにはいくつか理由がある。

一つ目の理由を説明する前に、日本eスポーツ連合が掲げる組織の運用を見て欲しい。

①:eスポーツ振興に冠する調査、研究、啓発
②:eスポーツ競技大会の普及
③:eスポーツ競技大会におけるプロライセンスの発行と大会の認定
④:eスポーツ選手育成に冠する支援とその地位向上を図る
⑤:eスポーツに関する関係各所との連携

など

イマイチわかりずらい。

結果として日本国内におけるeスポーツ関連の全権を掌握しているということだろうが、具体性に欠ける印象だ。そもそも、日本eスポーツ連合が掲げるeスポーツ像がこの運用基盤からではまったく見えてこないのである。

一番の懸念点として、三番目のプロライセンス発行と大会の認定だ。

これが賛否両論の中心となっているといっても過言ではない。 

この運用はかなり暴力的だと私は感じている。なぜなら、彼らは、彼らの団体に認められなければプロになれないと言っているようなものだからだ。しかし、彼らの言い分は「プロライセンスは可能性を拡大するものであり、活動を制限するものではない」と主張している。彼らが望むプロ像とユーザーが望むプロ像にはかなりの温度差がある。 

プロライセンス制にする意味はあるのか

世界広しと言えども、ゲームハードを製造できる国はアメリカの他に日本しかなく、ゲームハードについては先進国と言える。しかし、eスポーツとなれば話は変わる。問題はハードではなくソフトだ。

今まで日本国内におけるeスポーツは後進国と言われ、他国に遅れをとっていたことは事実である。その理由の一つは、日本という国自体がゲームを「子供の遊び」として定着させてきた文化(ターゲット層)と、独自に進化したネット環境にあると思う。 

そして、eスポーツが発展しなかった最大理由は、国内で賞金制大規模大会が法的に開催できなかったということだ。

オリンピックという大義名分を得たことで発足した本組織ではあるが、賞金制大会を開けるように風穴をあけようとプロ制度を導入するに至ったことは一定の評価ができると言える。

私自身もそこが大きな課題になると思っていた。

しかし、やり方が良くなかった。 

つづく

 

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